2019年度 第2回よりそいセミナー

断酒か? 減酒か?
〈必ずしも〉
酒を避けない地域定着支援のあり方を考える


【 趣 旨 】
 大阪府地域生活定着支援センターがご支援する方の中には、飲酒が引き金となって再犯を繰り返す人が少なくありません。そのようなアルコールの問題を抱える特別調整対象者は、増加の傾向にあります。本人は刑務所の中でアルコールを飲まずに過ごせたことにより、「もうアルコールなしでもやっていける!」と思っていますが、いざシャバに出て自由を味わうと多くの方が飲んでしまう。飲酒行為そのものは〝違法行為〟ではないので、断酒を動機付けていくことは容易ではありません。
 この様な状況を踏まえ、第2回よりそいセミナーは『〈必ずしも〉酒を避けない地域定着支援のあり方を考える』をテーマに、医師・看護師・ソーシャルワーカーなど、地域で当事者の支援に携わっておられる方々にご登壇いただき、講演とパネルディスカッションを通して、ご参加頂いたみなさまと課題を共有し、認識を深めていく機会としていきたいと考えております。

【 日 時 】2020年1月21日(火)13:30~17:00
                   (13:00受付開始)
【 会 場 】大阪社会福祉指導センター 4階 研修室1
       大阪市中央区中寺1-1-54
       (最寄駅)大阪メトロ谷町線 谷町六丁目駅
            3番出口より南西約500m 徒歩約7分
【 定 員 】先着70名(定員に達し次第受付を終了いたします)
【参加資料代】1,000円…当日受付徴収
       ※個人会員本人のみ、法人会員2名は無料
【申込締切日】2020年1月16日(木)

 参加ご希望の方は、第2回セミナーちらし裏面の参加申込書にご記入の上、FAXいただくか、下記のお申込みフォームに必要事項をご記入の上、お申し込みをお願いいたします。

     第2回セミナーちらしのダウンロード(PDF形式)

     お申込みフォーム:https://ws.formzu.net/fgen/S69745373/


【開催プログラム】
 《第Ⅰ部》基調講演

   「〈必ずしも〉酒を避けないアルコール依存症の治療は可能か?
          -アルコール専門医としての臨床経験から(仮題)」
     講師:浜寺病院 副院長  福原秀治さん

 《第Ⅱ部》パネルディスカッション 支援の現場からの報告

   ●「結果としてのハームリダクション(仮題)」
     講師:藤井クリニック医療相談室 ソーシャルワーカー  小野史絵さん
   ●「入院は刑期の延長?(仮題)」
     講師:新生会病院 医療福祉相談室 主任  小仲宏典さん
   ●「アルコール依存症に対する保護観察所のかかわり(仮題)」
     講師:大阪保護観察所 保護観察官   吉田茉允子さん
     パネラー:浜寺病院 副院長  福原秀治さん
     コーディネーター:大阪府地域生活定着支援センター 所長  山田真紀子さん


 主催:一般社団法人よりそいネットおおさか
 共催:大阪府地域生活定着支援センター
 ※本セミナーは、日本学術振興会若手研究「犯罪からの離脱を考えるための地域を基盤とした
  ソーシャルワーク実践に関する研究」(研究代表:掛川直之)による助成を受けて開催するものです。

【お問い合わせ先】

一般社団法人よりそいネットおおさか
〒542-0012 大阪市中央区谷町7丁目4番15号 大阪府社会福祉会館2階
(Tel)06-6711-0130 (Fax)06-6762-8645