日頃は、一般社団法人よりそいネットおおさか並びに定着支援センター事業に対しご支援、ご協力を賜り心より感謝、御礼申し上げます。
２０１６年１２月には「再犯の防止等の推進に関する法律」が成立・施行され、２０１７年１２月に「再犯防止推進計画」（犯罪対策閣僚会議）が策定されました。犯罪件数そのものは減少傾向にあるものの、再犯者率(※)は一貫して上昇を続け、全検挙者のうち約３割に当たる再犯者によって、約６割の犯罪が行われており、安全・安心な社会を築くためには、再犯防止の取組が重要課題になっているとされています。 ※再犯者率：検挙人員に占める再犯者の人員の比率
よりそいネットおおさかは、この間、大阪府福祉基金の助成を受け、よりそいセミナーや府民フォーラム、専門研修会など、「司法と福祉の架け橋」をめざし、“よりそい”ならではの「学び」の取組を積極的に行ってきました。今年度については、「対人被害を考える」を大テーマに据え、当事者支援、被害者支援の問題について、みなさんと一緒に考えていきたいと考えます。
今回のセミナーは、２００６年１月、ＪＲ下関駅が全焼した放火事件（被害額５億円以上、幸い人的被害はなし）を犯した男性（当時７４歳）…軽度知的障がいがあり、それまで放火の前科が１０件で４０年以上服役…の支援に関っておられる奥田知志さん（ＮＰＯ法人 抱樸 理事長）をお招きし、ご講演を戴きます。「罪を繰り返す人」への対応は、再犯防止の課題を含むと同時に、様々な支援課題等があり、奥田さんのご講演を通じて、共に学ぶ機会となればと期待しております。
年度初めの大変お忙しい時期とは存じますが、参加ご希望の方は、参加申込書もしくは下記お申込みフォームに必要事項をご記入の上、是非、申し込みをお願いいたします。
参加申込書のダウンロードはこちらをクリック ⇒ ダウンロード（PFDデータ）
お申込フォーム：https://ws.formzu.net/fgen/S65594885/
＜講師プロフィール＞
1963年滋賀県大津市にて誕生。1982年に関西学院大学入学と同時に日本最大の寄場（日雇い労働者の街）と出会う。以来、生活困窮者支援・ホームレス支援に携わる。2000年、NPO法人北九州ホームレス支援機構設立、理事長に就任（2014年7月NPO法人抱樸と名称変更）。2006年NPO法人ホームレス支援全国ネットワーク設立、理事長に就任。2014年12月に一般社団法人生活困窮者自立支援全国ネットワーク、代表理事となる。活動は、NHKなどマスコミにもしばしば取り上げられ、牧師、困窮者支援、大学での講義、厚生労働省等での委員など、様々な場で活躍中。
|
テーマ |
－対人被害を考える－ “罪を繰り返す人に寄り添う”とは･･･！（仮題） | |
|
講師 |
NPO法人 抱樸 | 理事長・牧師 奥田 知志 氏 |
|
日時 |
5月15日（火）14：30～16：30（受付/14:00～） | |
| 会場 | 大阪府社会福祉会館 ５階 ５０１ホール | |
| 参加費 |
1,000円…当日受付徴収（資料代）※個人会費及び法人会費は2名まで無料 |
|
※内容は、若干変更になる場合もあります。
お問い合わせ
〒542-0012
大阪府大阪市中央区谷町7-4-15大阪府社会福祉会館2階
TEL:06-6762-8644 FAX:06-6762-8645
一般社団法人 よりそいネットおおさか